ノースサンドへの転職|年収・難易度・中途採用を解説
ノースサンドへの転職を考えている方に向け、会社の特徴から中途採用までを解説します。同社はコンサルティングの実行支援と独自の組織づくりに特徴があります。仕事内容や年収、働き方を見ながら、入社後に期待される役割も紹介します。
ノースサンドとは?
ノースサンドは2015年設立のコンサルティング会社で、2025年11月に東京証券取引所グロース市場へ上場しました。「人」に焦点を当て、「愛嬌・素直さ・しつこさ」を採用や組織づくりで重視しています。
事業はコンサルティングサービスの単一セグメントで、従業員の大半がコンサルティング事業部に所属しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ノースサンド |
| 設立 | 2015年7月 |
| 本社 | 東京都中央区銀座四丁目12番15号 |
| 上場市場 | 東京証券取引所グロース市場 |
| 主な仕事 | IT・業務変革、PMOなどのコンサルティング |
短期間で人員を増やしてきた会社です。大手ファームと比べると歴史は浅いものの、案件と組織の規模を広げています。
ノースサンドの強み
PMO・実行支援に強い
ノースサンドの仕事は、変革プロジェクトへ入り、進捗、課題、関係者、品質を管理する実行支援に特徴があります。SIer、事業会社の情報システム部門、プロジェクト管理経験者は、過去の経験をつなげやすいでしょう。
PMOでは、会議運営や資料作成に加え、遅延の原因を分け、意思決定者へ選択肢を示し、複数部門の合意を作ります。そうした役割を担えるかが、入社後の成長を左右します。
顧客との関係を継続するモデル
プロジェクト継続率とコンサルタント稼働率はいずれも約9割、プライム案件の比率は約8割です。応募先の部門でどのような案件が多いかは、面接で具体例を聞いておきましょう。
顧客との距離が近い案件では、担当範囲を広げる機会があります。一方、配属された案件で求められる役割と本人の希望が一致するとは限りません。
「人間力」を評価に入れている
ノースサンドは、コンサルティングスキルだけでなく、周囲との信頼関係や会社への関与を重視しています。評価の四軸「AKGK」は、粗利、稼働率、現場評価、会社貢献です。
評価では、売上・稼働と顧客からの評価に加え、社内への貢献も見られます。社内活動へどの程度の参加が期待されるかを面接で聞いておきましょう。
ノースサンドの主な中途採用職種
募集は時期により変わりますが、中心になるのはコンサルタント職です。求人票では、IT、業務、プロジェクト管理の経験が接点になります。
IT・DXコンサルタント
IT戦略、システム刷新、クラウド、データ活用、業務とシステムの橋渡しなどを支援します。技術だけでなく、顧客の要望を整理し、計画へ落とす力が必要です。
PMO・プロジェクトマネジメント
大規模プロジェクトの計画、進捗、課題、リスク、会議体、ベンダー調整を担います。SIerでPL・PMを経験した人や、事業会社で全社プロジェクトを進めた人は、経験を説明しやすい職種です。
業務改革コンサルタント
現行業務の可視化、課題整理、業務設計、定着支援を行います。特定業界の現場経験を持つ人は、業務知識と改善実績を組み合わせて示します。
応募時は職種名だけでなく、顧客、案件フェーズ、自分に期待される役割を確認してください。
ノースサンドの年収
ノースサンドの平均年収は約690万円です。中途入社時の年収は、経験や入社職位、評価によって変わります。
昇給・昇格は年1回、4月です。評価は粗利、稼働率、現場評価、会社貢献の四軸です。オファー面談では、入社時の職位、年俸に含まれる時間外勤務相当、賞与の有無、初回評価の時期を確認しましょう。
働き方とアサイン
月平均残業時間は20時間程度、休日は年間120日以上です。フレックスタイム制はなく、標準勤務時間は10時から19時です。コンサルタントは顧客先の勤務時間に準じます。
リモートで参画できる案件もありますが、すべてではないため、会社は出社前提での入社を案内しています。配属案件によって顧客先勤務や出張もあります。「会社にリモート制度があるか」ではなく、応募部門で多い案件の働き方を聞いてください。
アサインの決まり方
キャリア入社者は、次の流れで案件が決まると説明されています。
- キャリアパートナーとの相談
- 案件状況と本人の経験を踏まえた提案面談
- 現場リーダー・顧客との面談
- 適性と案件状況を踏まえた最終決定
キャリアパートナーは相談相手になりますが、顧客の意向と案件需要も影響します。希望領域、避けたい働き方、伸ばしたい能力を入社前に伝え、どこまで考慮されるかを確認することが必要です。
人材育成と社内制度
社内研修、資格取得補助、海外留学、社内図書、キャリアパートナーなどの制度があります。「クエスト制度」は、イベント運営、研修講師、資料作成などの社内業務へ手を挙げられる仕組みです。
PMロックは、プロジェクト計画書、WBS、課題管理表、リスク管理表などを扱う研修です。事業会社やエンジニアから転職し、コンサルティングの進め方を学びたい人には接点があります。
ただし、制度があることと、担当案件の中で使える時間があることは別です。研修の受講条件、勤務時間内か、評価との関係を面接で聞いてください。
ノースサンドへの転職難易度
転職難易度は、応募職位によって差があります。コンサル未経験者にも入口はありますが、社会人経験があれば誰でも通るわけではありません。IT、業務改善、プロジェクト推進のうち、少なくとも一つを具体的な成果とともに示す必要があります。
評価されやすい経験
- SIerで要件定義やプロジェクト管理を担った経験
- 事業会社で部門横断の業務改革を進めた経験
- 複数ベンダーや関係部署を調整した経験
- 課題・リスクを早期に見つけ、計画を立て直した経験
- 顧客や経営層へ提案し、意思決定を得た経験
- 若手やチームメンバーを育成した経験
周囲と協力した経験は、意見が割れた相手、使った材料、得た合意まで具体的に話してください。
ノースサンドに向いている人
プロジェクトの実行へ深く入りたい人
計画を作るだけでなく、現場で進捗と課題を追い、顧客と一緒に完了まで進めたい人向きです。細かな管理を避けたい人より、実行の詰まりを解くことに面白さを感じる人と相性がよいでしょう。
顧客や社内との関係づくりを重視する人
ノースサンドが掲げる人物像は「愛嬌・素直さ・しつこさ」です。個人で分析を完成させること以上に、相手へ働きかけ、必要な支援を続ける姿勢が求められます。
成長中の組織づくりにも関わりたい人
人員増加が続く会社では、制度やナレッジが変化します。完成した仕組みを使うだけでなく、研修や採用、社内活動へ関わりたい人には機会があります。
中途採用選考と対策
求人ごとの正式な流れを確認しつつ、書類選考、面接、適性確認、オファーを想定します。面接では、転職理由、ノースサンドを選ぶ理由、過去のプロジェクト、自分の役割、入社後に扱いたい案件を準備してください。
職務経歴書
職務経歴書には、プロジェクトの規模や期間だけでなく、自分の役割と成果を明記してください。PMO経験者は、どの課題を発見し、誰へ判断を求め、計画がどう変わったかを書きます。IT案件なら、構想、設計、開発、導入のどこに関わり、どこに専門性があるかも示しましょう。面接では担当範囲を詳しく聞かれる可能性があります。
面接
会社の価値観へ合わせた言葉を暗記する必要はありません。自分が素直に方針を変えた経験、難しい相手とも関係を作った経験、結果が出るまで働きかけた経験を用意すれば、掲げる人物像との接点を事実で示せます。
逆質問では、案件例、アサイン、評価の四軸、稼働がない期間の扱い、出社頻度を聞きます。入社後の働き方を具体的に想像できる質問を選びましょう。
転職前に確認したいこと
- 入社時の職位と、次の昇格要件
- 想定される案件と顧客業界
- プライム案件での自社の担当範囲
- 顧客面談後に案件が決まらない場合の扱い
- 出社、顧客先、リモートの比率
- 粗利・稼働率・現場評価・会社貢献の配点
- 社内活動へ求められる時間
応募ポジションについて、残業時間や案件の構成を具体的に確認してください。
ノースサンドへの転職に関するよくある質問
平均年収はいくらですか?
平均年収は約690万円です。入社時の提示額は、経験や職位によって変わります。
コンサル未経験でも応募できますか?
未経験者向けの支援体制もあります。選考では、IT、業務改善、プロジェクト推進など、コンサルティングへ移せる経験を示す必要があります。
リモートワークはできますか?
リモート可能な案件はありますが、全案件ではありません。入社時は出社前提で考えておく必要があります。
フレックスタイム制はありますか?
フレックスタイム制はありません。コンサルタントの勤務時間は顧客先に準じる形です。
まとめ
ノースサンドは、IT・業務変革やPMOの実行支援を中心に成長している上場コンサルティング会社です。平均年収は約690万円です。
転職を検討するなら、案件の幅だけでなく、顧客面談を含むアサインの仕組みと、粗利・稼働率・現場評価・会社貢献の四軸を理解してください。自分の経験がどの案件で使われ、どの働き方になるかまで確認してから判断しましょう。
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