フェルミ推定は、戦略コンサルティングファームのケース面接において必ず出題される試験です。
カフェ1店舗の売上のような基本的な問題から少しトリッキーな問題まで幅広く出題されますが、フェルミ推定は足切りとして機能しておりここで最低限のアウトプットを出せないと合格することが難しいためしっかりと対策することが重要です。
本記事では、フェルミ推定の学習に効果的な書籍を元MBBのコンサルタントが実際にコンサルを受ける際に利用した書籍を厳選して紹介します。私自身対策する上でおそらく販売されていたフェルミ推定に関する書籍は全て読みました。役に立つものから面接通過には少し結びつきづらい書籍まで様々あります。
書籍を最大限活用するためのコツや、実践的な練習方法についても解説していきます。
フェルミ推定対策本おすすめ7冊の比較
| 表紙 | 書籍 | おすすめポイント |
|---|---|---|
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ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術 | 元BCGの著者による、フェルミ推定の考え方を面接官視点で学べる |
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現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート | 6パターン・5ステップで、基礎から応用まで体系的に練習できる |
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過去問で鍛える地頭力 | 実際の面接問題と豊富な解答例を使って、実践的な演習ができる |
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まんがでわかる 地頭力を鍛える | マンガで短時間に全体像とビジネスでの使い方をつかめる |
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フェルミ推定力養成ドリル | 日常や科学の数量問題で、柔軟な思考を鍛えられる |
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就職活動対策シリーズ ― フェルミ推定の教科書 | Kindle Unlimitedで読め、短時間で基礎を確認できる |
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戦略コンサルティング・ファームの面接試験 | 面接官と受験者の会話形式で、実際の面接の流れを学べる |
フェルミ推定対策における書籍の重要性
フェルミ推定本で得られるメリット
フェルミ推定とは、限られた情報や前提条件をもとに、大まかな数値や規模を推測する手法です。有名な問題だと「シカゴのピアノ調律氏の数は?」「1年間に生産されるペンの本数」といった問いに対して、論理的な前提と推論を積み重ねることで実際の数値と近い値を出していくことが可能です。
戦略コンサルタントの面接では、このフェルミ推定を通じて、受験者が実際にビジネスモデルを正確に理解し論理的に分解する能力や、実際に数字に強いかどうかを判断し、評価をしています。
フェルミ推定の解き方の手順と練習問題は、次の記事にまとめています。
- フェルミ推定の進め方
- フェルミ推定の基本アプローチ
- 典型的なフレームワークや式の立て方の理解
こうした基本的な思考ステップやフレームワークを一冊でざっと学べる点は非常に重宝します。
また、書籍は場所や時間を選ばず学習でき、値段も1冊2,000~3,000円程度と比較的安価なため、独学でのスタートとして最も手軽な手段と言えます。学校や講座に通わなくても、基本知識をインプットできる利便性は大きなメリットです。
書籍だけでは補いにくいこと
戦略コンサルティングファームの選考を突破するためには書籍だけでは十分ではないという意見も多く聞かれます。実際これだけやれば絶対に受かるという内容が網羅された書籍は存在しないというのが実態です。
ここでは、ケース面接対策を行ううえで書籍を活用するメリットと限界を整理しつつ、効率的な勉強法を提案していきます。
一方で、書籍のみでは合格水準に到達しにくいことも事実です。主な理由としては以下の点が挙げられます。
実際の面接は対話形式で行われる
本番のケース面接では、面接官と受験者のやり取りが発生し、回答に対する突っ込み質問が飛んできます。書籍の演習問題は一方通行的な構成が多く、対話の臨機応変さやコミュニケーションの取り方を学ぶには限界があります。
フィードバックが得られない
書籍を読んで独学で解答例を確認しても、自分の回答が内定レベルにあるのかを客観的に把握するのは難しいです。そのため実際に面接官をしたことがある方や通過したかたにフィードバックをもらいながら進めていくことがおすすめです。
書籍を有効に活用するコツ
フェルミ推定の書籍を利用する際はいろいろ手を付けずにまずは1冊を徹底的にやり込むことをおすすめします。
実際には以下のようなステップでやり込むことがおすすめです。
- まずは通読して全体像を把握
- 各章の問題を実際に解いてみながら思考プロセスを学ぶ
- 実際の面接を意識して話し方を”暗記”する
- 正しいやり方で覚えるまで繰り返す
特に重要なのは、解法のパターンを”暗記”して体に染み込ませることです。
面接での具体的な話し方や思考プロセス、考えるべきポイントなどを書籍で紹介されていますので繰り返し練習することをお勧めします。
以上のように、ケース面接対策本は基礎固めとしては優秀ですが、合格ラインに達するための唯一無二の手段ではないという点を理解しましょう。そこで、書籍のメリットを最大限引き出すための活用法をいくつか挙げます。
まずは1冊を“やり込む”
書籍はいくつか存在しますが、最初の段階ではあれこれ手を出さず、1冊を徹底的にマスターするのがおすすめです。すべての章を読み込み、解答プロセスを暗記するくらいまで落とし込むと、基礎がしっかり身につきます。
仕上げには“対話型”の練習
書籍で基礎を固めたら、最終的には模擬面接や壁打ちが必須です。オンラインサービス等を活用して、実際に内定を取った人に面接官役の相手と実践的なやり取りを重ねましょう。自分の弱点やクセを客観的に把握し、書籍だけでは得られないフィードバックを貰うことで合格レベルに近づきやすくなります。
フェルミ推定本の選び方
対象読者・レベル
書籍を選ぶ際には、まず自分の現在のレベルや目的に合った対象読者設定をチェックしましょう。入門者向け、初級者向けのものから、戦略コンサルの面接目指す人向け、その他教養としてフェルミ推定を学びたい人向け等様々な書籍があります。自分の実力や対策目的に合わせた内容の書籍を選ぶことで、効率よくフェルミ推定の基礎から応用まで学ぶことができます。
内容の網羅性
フェルミ推定の本質を理解するためには、基本的な内容だけでなく、実際の面接で使えるレベルの回答例や解き方の型が紹介されている必要があります。また、実践問題の種類も豊富に含まれているかが重要です。
面接での活用方法
もし戦略コンサルティングファームを目指しているのであれば、面接で出題される実践的な問題を解く必要があります。また実際の面接シナリオを想定した回答例や、どのように考えていくべきかについても学べるとよいです。面接対策として使える書籍は、単に問題を解くだけでなく、採用担当者が求める論理的な思考過程やコミュニケーション力の向上にもつながる書籍がおすすめです。
口コミ・評価
私がMBBで働いていた時に周りの社員に実際に聞いた口コミやオンラインレビューは、非常に参考になります。評価が高い書籍は、他の受験者からの信頼も厚く安心して学習を進めることができます。
フェルミ推定対策におすすめの本7選
ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術
私の圧倒的におすすめなのが元BCGの高松さんが執筆した「ロジカルシンキングを超える戦略思考 フェルミ推定の技術」です。
高松さんはBCGでマネージャーまで上り詰め面接経験もあるため、面接官視点でフェルミ推定の攻略に必要な内容がしっかりとまとめられています。
おすすめの使い方
- 最初に通読して、考え方の流れをつかむ
- 繰り返し読み、解き方を自分の言葉で説明する
注意点:広く浅く複数冊へ進む前に、本書で学んだ流れを自力で再現できるか確認してください。
現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート
おすすめの使い方
- 6パターン・5ステップを確認してから例題を解く
- 細かく分けすぎず、面接では主要な2〜3要素に絞って説明する
注意点:本の分類をそのまま当てはめるのではなく、問題に合わせて使う要素を選んでください。
過去問で鍛える地頭力
おすすめの使い方
- 基本書で解法を学んだ後の演習に使う
- 解答例を読む前に、自分の前提と計算過程を書き出す
注意点:問題の型が整理された基本書ではないため、最初の1冊よりも反復演習用に向いています。
まんがでわかる 地頭力を鍛える
おすすめの使い方
- まずマンガで全体像をつかむ
- 読後に、使える場面を自分の仕事に置き換えて考える
注意点:面接問題の演習が中心の本ではないため、選考対策には問題集を組み合わせてください。
フェルミ推定力養成ドリル
おすすめの使い方
- 気になる問題を選び、前提を置いて概算する
- 正解だけでなく、別の分け方でも解き直す
注意点:コンサル面接に特化した問題集ではないため、面接での話し方は別途練習してください。
就職活動対策シリーズ ― フェルミ推定の教科書
分量としても軽く読むことができますし基礎力をつける上ではおすすめの書籍といえるでしょう。
おすすめの使い方
- 短時間で通読し、フェルミ推定の基礎を確認する
- 理解が曖昧な箇所を、基本書や演習で補う
注意点:分量が軽いため、これ1冊で終えず、実際に問題を解く時間を取ってください。
戦略コンサルティング・ファームの面接試験
おすすめの使い方
- 会話を追いながら、次に何を答えるか考える
- フェルミ推定の後に続くケース問題まで通して練習する
注意点:応用的なケースも含むため、フェルミ推定の基礎を固めてから読むと進めやすくなります。
フェルミ推定のあとに続くケース面接の対策本は、別の記事で比較しています。
フェルミ推定本を使ったおすすめの練習方法
フェルミ推定のおすすめの書籍やサイトを紹介してきました。実際にどのように活用し内定レベルまでもっていけばよいのか説明していきます。
1. まずは書籍でざっくりとした流れをつかむ
基本書を通じて、フェルミ推定の基本的な考え方とアプローチ方法を学びましょう。
冒頭で紹介した思考プロセスや話し方の”暗記”を通じてフェルミ推定の面接の流れを学んでいきます。
2. 時間を測りながら毎日練習
実際の面接では3-5分程度で回答を求められます。まずは時間を測りながら早く正確に解く練習を積んでいきましょう
3. 実際に内定した方に面接官役になってもらい壁打ち
書籍だけだと実際の面接で対応が難しいケースも多々あります。実際に面接を通過し内定した人や元社員にFBをもらうことで実際の面接でのスピード感等を学ぶことができます。Strategy Academy等の有料のケース面接対策サービスなどを使うとケース面接指導のプロが面接官の視点で指摘してくれるのでおすすめです。
戦略コンサルファームの公式サイトに目を通しておくことがおすすめ
書籍以外にも各社戦略コンサルティングファームにの公式サイトには、ケース面接対策に有用な情報が掲載されています。フェルミ推定の学習の参考資料として活用しましょう。
マッキンゼー
BCG
ベイン
ATカーニー
アクセンチュア
ローランドベルガー
3カ月の徹底攻略で戦略コンサルに内定したいならStrategy Academyがおすすめ
ケース面接対策は独学でもできますが、時間がかかる上に実際に合格レベルにいるかどうかを自分で確認することは実際難しいと考えています。
仕上がっていない段階で受けてしまい全落ちしてしまう方がほとんどです。
もし「MBBをはじめとする戦略コンサルに挑戦してみたい」「ケース面接対策に不安がある」と思っている方は実際に面接を通過した経験のある人にマンツーマンで見てもらうことで正しいやり方を学び内定レベルのアウトプットと自分の距離感を理解することが重要です。
Strategy Academyでは、MBB出身コンサルタントのマンツーマンレッスンにより内定まで伴走支援をします。
- 独自テキストにより内定直結する内容を効率的に学べる事
- MBB出身コンサルタントのマンツーマンレッスンが受けられること
- 実際に合格レベルにあるかどうかを判定してもらえること
Strategy Academyでは3カ月の徹底攻略で戦略コンサル内定レベルのケース面接力を手に入れることができます。
対策していく中で分からない点や不安な点があればチャットでいつでも解決することができます。
「戦略コンサルティングファームに内定したい」と本気で思っている方はStrategy Academyを是非活用してみてください。

