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ドリームインキュベータへの転職|年収・強み・中途採用を解説

ドリームインキュベータへの転職を検討している方に向けて、会社の事業と仕事の特徴を紹介します。中途採用で評価される経験や、入社後のキャリアにも触れます。年収や働き方、選考の内容まで取り上げます。

ドリームインキュベータとは

ドリームインキュベータは、2000年に設立された日本発のコンサルティング会社です。東京証券取引所プライム市場に上場し、連結職員数は約220名です。

事業の中心は「ビジネスプロデュース」です。従来型の戦略コンサルティングに加え、新しい産業の構想、事業モデルの設計、仲間づくり、制度やルールの設計、実行支援まで扱います。自ら投資するインキュベーション事業も持っています。

項目 内容
会社名 株式会社ドリームインキュベータ
設立 2000年6月
上場 東京証券取引所プライム市場
スタッフ数 約220名(連結)
主な事業 ビジネスプロデュース、ソーシャル・インパクト・ボンド、インキュベーション
中途採用の職種 ビジネスプロデューサー

DIのビジネスプロデュースとは

DIは自社をビジネスプロデュース会社と位置づけています。まだ形のない事業や産業について、必要な企業や行政を集め、実現まで動かす仕事に特徴があります。

産業や事業の将来像を構想する

現在の市場シェアやコスト構造に、技術、規制、生活者の変化を重ねて、数年後にどのような産業構造があり得るかを描きます。

たとえば脱炭素、モビリティ、ヘルスケア、デジタルプラットフォームのように、一社だけでは実現できないテーマでは、業界の境界を越えて考える必要があります。どの企業がどの能力を持ち、どの役割なら参加する理由があるかまで設計します。

企業・行政・大学などの仲間を集める

構想がよくても、実行する主体がいなければ事業にはなりません。DIはクライアント企業だけでなく、提携先、官公庁、自治体、大学、スタートアップなどを巻き込みます。

この「社内外ドライブ力」はDIが中途採用でも重視する能力です。利害の異なる相手が参加できる条件を整え、提案を実行へ進める力を指します。

ルールや収益モデルを作る

新しい産業では、既存の規制や商習慣が事業化の障害になることがあります。DIは、必要に応じて政策提言やルール形成まで扱います。同時に、誰が費用を負担し、どこで収益を得るかという事業モデルを作ります。

構想、戦略、仲間づくり、ルールづくり、社内外の実行を一続きで扱うことが、DIのビジネスプロデュースです。

ドリームインキュベータの主な仕事内容

新規事業・産業創造

大企業の新規事業に加え、複数企業が参加する新しい市場や仕組みを作ります。市場調査、事業構想、ビジネスモデル、パートナー候補の選定、事業計画、実証、立ち上げまでが仕事になります。

事業会社で新規事業を経験した人にとっては、社内で一つのテーマを進めた経験を、異なる企業や産業へ広げられる仕事です。社内外の調整と実装も担うため、分析を中心に働きたい人には合いにくい面があります。

戦略コンサルティング

全社戦略、事業戦略、成長戦略、事業ポートフォリオ、海外展開など、戦略ファームに共通するテーマも扱います。DIでは「ストラテジー&インストレーション」と呼び、戦略を作ることと組織へ実装することを分けません。

経営計画を作った後に、重要施策の責任者、KPI、会議体、提携先、投資判断まで落とし、クライアントが自走できる状態を目指します。

グローバル戦略共創

日本企業の海外進出、現地企業との協業、海外での新規事業などを支援します。現地市場を調べ、提携先を見つけ、事業モデルと実行体制を現地に合わせて作ります。

海外駐在、海外営業、クロスボーダーM&Aなどの経験がある人は、語学力だけでなく、文化や商習慣の違う相手と合意を作った経験を活かせます。

ソーシャル・インパクト・ボンドと官民連携

社会課題を解く事業では、企業の利益だけでなく、行政の政策目標や社会的な効果を設計します。ソーシャル・インパクト・ボンドは、民間の資金やノウハウを使い、成果に応じて対価を支払う官民連携の仕組みです。

公共政策、自治体、金融、ヘルスケアなどの経験者が、事業性と社会的効果を両立させる仕事に関われます。

インキュベーション・投資

DIは投資事業も持ちます。投資先の経営や事業成長にも関与するため、コンサルティングと事業当事者の両方の視点を得られます。

ただし、中途入社すれば誰もがすぐ投資を担当するわけではありません。採用ポジションと配属で扱うテーマは変わるため、面接では希望する仕事と実際のアサイン機会を確認します。

DIの強み

戦略と実行を分けない

DIは、経営会議での提案に続いて、事業を動かす企業を集め、制度上の障害を解き、実証から本格展開まで伴走します。

実行に深く関わるため、プロジェクトの期間や関係者が増えることがあります。その分、自分が作った構想が現実の事業になる過程まで見られます。

日本発で大企業と政策の両方へ関われる

グローバルファームが海外の知見を日本へ持ち込むのに対し、DIは日本企業や日本の産業が持つ資産から、新しい事業を作ることを得意とします。官公庁や自治体を巻き込む案件があることも、日本発ファームらしい特徴です。

小規模組織で経営層との距離が近い

連結約220名の組織は、総合ファームと比べると小規模です。若手でも経営層との議論や、プロジェクトの重要部分を任されやすい一方、一人当たりの責任は重くなります。

細かく役割を区切った大規模チームより、少人数で考え、顧客や外部パートナーを動かす働き方を好む人に向いています。

ドリームインキュベータの年収

DIについて投稿された年収の平均は約1,170万円です。コンサルタント職に限っても平均は約1,170万円で、実際の年収は職位や評価によって変わります。

DIの職位は、ジュニアビジネスプロデューサー、ミドルビジネスプロデューサー、シニアビジネスプロデューサー、アソシエイトマネージャー、マネージャー、シニアマネージャー、オフィサーと上がります。年収は職位と評価で大きく変わります。

中途採用では、前職年収だけでなく、入社時に期待される役割で条件が決まります。事業会社から未経験で入る場合と、戦略ファームのマネージャーとして移る場合では、同じ年齢でも提示される職位が違います。

オファー面談では、基本年俸、業績賞与、評価周期、昇進条件、借上社宅や持株会などの制度まで確認すると比較しやすくなります。

働き方と社風

DIでは、論理的思考力とともに、周囲を動かす行動力が重視されます。議論して方針を決めた後、自分で会うべき相手を探し、協力を取り付け、事業を前へ進める働き方です。

新規事業や産業創造は、答えが見つかるまで仮説を変え、提携先との交渉を重ねます。資料作成の期限が重なる時期や、経営会議・実証に向けた繁忙期は忙しくなります。

一方、長い時間働くこと自体が価値ではありません。複雑な関係者の中で、重要な論点を見つけ、限られた時間で前進させることが求められます。新しいテーマを面白がり、自分の担当範囲を越えて動ける人が馴染みやすい環境です。

DIの中途採用

DIでは、ビジネスプロデューサーの中途採用を通年で行っています。応募条件は、四年制大学または大学院を卒業し、企業や官公庁などで実務経験があることです。コンサル経験やMBAは必須ではありません。

募集する仕事は、ビジネスプロデュース、戦略コンサルティング、グローバル戦略共創です。

評価されやすい経験

  • 経営企画、新規事業、事業開発で構想から実行まで担った経験
  • 官公庁や自治体を含む複数の関係者を動かした経験
  • 戦略・総合ファームでのプロジェクト経験
  • 海外事業、M&A、投資、アライアンスの経験
  • テクノロジーを使って既存事業を変えた経験
  • 自分の専門外でも短期間で学び、仕事を作った経験

事業創造への関心を話すときは、実際にどのような課題を見つけ、誰を巻き込み、自分が何を前へ進めたかを実績から説明します。

DIの選考フローと対策

中途採用の選考では、志望動機、履歴書、職務経歴書を提出し、書類通過後にシニアメンバーとの面接を複数回行います。面接は原則1回1時間程度で、必要に応じてケース面接も行われます。

書類選考

職務経歴書には、担当業務に加え、その仕事で自分が担った役割と事業や組織に生じた変化を書きます。DIが重視する「社内外ドライブ力」とつながるよう、関係者の利害を整理し、協力を得て実行した経験を入れます。

戦略ファームの違いは公開情報からつかみにくいものです。DIを志望するなら、事業や産業を作るビジネスプロデュースに惹かれた理由を、自分が経験した仕事と結びつけて話してください。企業や産業の枠を越える仕事のどこに関わりたいかまで話せると、面接官に伝わります。

通常面接

面接では、転職理由、DIの志望理由、仕事で成果を出した経験、リーダーシップ、将来作りたい事業などが深掘りされます。

成功談をきれいに話すより、反対する相手をどう理解し、どの順番で巻き込み、途中で何を変えたかまで準備します。DIは論理と行動の両方を見るため、分析の鋭さだけでなく、構想を実行へ移した事実が大切です。

ケース面接

ケース面接では、市場規模、成長戦略、新規事業、社会課題などが候補になります。結論の正しさだけでなく、論点を作る力、数字で事業性を考える力、関係者を含む実行案まで見られます。

DIらしい対策として、企業一社の売上向上だけでなく、複数企業が協力する事業、規制が関わる市場、社会的効果と採算を両立させる問題も練習しておくとよいでしょう。

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DIが向いている人・向いていない人

向いている人

  • 戦略の策定から事業化まで関わりたい
  • 新規事業、産業創造、官民連携に関心がある
  • 社内外の人を巻き込み、形のない仕事を前へ進められる
  • 少人数の環境で早く責任を持ちたい
  • 将来、経営人材や事業責任者を目指したい

向いていない人

  • 分析と提言を中心に担当したい
  • 役割と手順が明確な環境を好む
  • 多数の関係者との調整を避けたい
  • 有名な方法論や海外事例をそのまま使いたい
  • 短期の年収だけで転職先を選びたい

DIでは、論理的に考え、自分で仕事を作り、周囲を動かす力が求められます。選考でも入社後でも、こうした力が必要です。

DIと比較したい日本発ファーム

DIと他社の仕事を比べるときは、戦略の策定後にどこまで関わるのか、事業への投資を行うのかなど、担う役割を確認してください。

複数の会社を比べるときは、MBBだけでなく、IGPI、CDI、P&Eディレクションズ、フロンティア・マネジメントなど、日本発のファームも併願候補になります。

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まとめ

ドリームインキュベータは、戦略コンサルティングを土台に、事業・産業の構想、仲間づくり、ルール形成、実行、投資まで扱う日本発のビジネスプロデュース会社です。

向いているのは、経営課題を考え、多様な相手を巻き込みながら事業を形にしたい人です。中途選考では、論理的思考力とケース面接の力に加え、これまでの仕事で構想を実行へ移した経験を具体的に示すことが合格への鍵になります。

ドリームインキュベータに転職したい人におすすめの転職エージェント

ドリームインキュベータのビジネスプロデュースや選考について相談したい場合は、過去の面接や入社職位などを把握している転職エージェントを比較できます。

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