コラム

【超需要有】SIer・ITコンサルから戦略コンサルへ転職できる可能性と高評価を得るためのコツを徹底解説

 

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近年、AIなど先端テクノロジーの進展、DXの加速により、デジタル人材のニーズが高まっています。特に経営戦略を立てるうえでデジタル活用は必ず押さえておくべき論点となりIT知見と経営視点を兼ね備えた人材が求められています。実際に、マッキンゼーやBCGなどの外資系戦略コンサルファームでも、デジタル特化の組織を立ち上げたり、ITに強い人材の採用枠を拡大したりといった動きが加速しています。

本記事では、SIerやITコンサルから戦略コンサルに転職した事例や面接でアピールすべきポイント、転職を成功させるための具体的なアクションを解説していきます。
筆者自身もSIerから戦略コンサルファームにキャリアチェンジした経験を持っているためそうした実例や成功のTipsをご紹介します。

Contents
  1. 戦略ファームでSIerやITコンサル出身者の需要が高まっている理由
  2. SIer・ITコンサルタントと戦略コンサルタントの違い
  3. SIerから戦略コンサルへの転職は可能か?
  4. SIer・ITコンサルタントから戦略コンサルタントへの転職で求められる経験
  5. SIer・ITコンサルタントから戦略コンサルタントへの転職で取っておくとよい資格
  6. ITコンサルタントから戦略コンサルタントへの転職で必要な社格
  7. SIer出身者が戦略コンサルで活躍できる理由
  8. SIerから戦略コンサルへ転職成功した実例
  9. SIer・ITコンサル出身者が内定獲得のためにアピールすべきポイント
  10. 3カ月の徹底攻略で戦略コンサルに内定したいならStrategy Academyがおすすめ

戦略ファームでSIerやITコンサル出身者の需要が高まっている理由

昨今IT人材が不足している、需要が高まっているといったような話をよく聞くと思います。これは戦略ファームにおいても同様であり高い専門性を持ったデジタル人材を求めています。

経営視点でのDX活用が多くの企業で必要

企業はDXを進めるうえで、単なるITシステムの導入にとどまらず、経営全体の在り方やビジネスモデルの変革を求めています。もはや「IT=コストセンター」と見なす時代は終わり、「IT活用で新たな価値や収益源を生み出す」ことが経営層の最重要アジェンダとなっています。

そのためにはITの知識だけでなく、経営戦略やオペレーション全体を俯瞰できる視点が必要です。SIerやITコンサルの上流工程を経験してきた人材は、システム導入の成功要因・失敗要因を深く理解しているため、どんなIT戦略が実行可能かを現場感をもって提案できる点が評価されます。

マッキンゼー・BCGのデジタル部門の新設

マッキンゼーやBCGといった外資系戦略コンサルは、デジタル領域専門のチームを立ち上げています。具体的には、マッキンゼー・デジタル、BCG GAMMA、BCG Platinionなどが挙げられます。これらのチームでは、デジタル戦略の策定から実行支援まで一貫して行うケースが増え、IT知見を有したコンサルタントのニーズが爆発的に伸びています。

SIer・ITコンサルタントと戦略コンサルタントの違い

SIer・ITコンサルはクライアントの要件に対しシステムでのソリューションを提供

SIerやITコンサルタントは、主に企業から提示された要件に基づいて、システムやソフトウェア、ITインフラなどの具体的な「もの」を作り上げる役割を担います。つまり、クライアントの依頼に応じてシステム開発や運用、保守といったプロジェクトを遂行し、現場での実装や技術的な問題解決に重きを置いています。

戦略コンサルはより上流の経営視点でデジタル活用余地を提言

一方で、戦略コンサルタントは、単なるシステム構築を超えて、企業全体の経営戦略や事業改革、さらには市場環境に対する総合的な提案を行うのが主な役割です。クライアントの経営課題を抽出し、その解決策としてITやデジタル技術をどう活用すべきか、具体的な戦略を策定するという上流工程に携わります。

「もっと経営戦略に近い上流案件に携わりたい」と考え、戦略コンサルタントを目指す人が増えています。

SIerから戦略コンサルへの転職は可能か?

近年、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進展や先端テクノロジーの急速な発展により、経営戦略におけるデジタル活用の重要性が高まっています。これにより、SIerやITコンサルタントで上流工程や大規模プロジェクトの経験を積んできた人材は、経営課題に対する現場感覚を武器に戦略コンサルタントへの転職が十分可能となっています。実際、マッキンゼーやBCGなどの外資系戦略コンサルファームも、IT知見を持つ人材の採用を積極的に進めています。

SIer・ITコンサルタントから戦略コンサルタントへの転職で求められる経験

大規模プロジェクトのマネジメント経験

SIer・ITコンサルタントとして、大規模なプロジェクトを統括し、数十~数百人規模のチームを管理してきた経験は、戦略コンサルティングでも非常に重宝されます。特に戦略コンサルティングファームに依頼の来る案件は開発規模が大きいことも多く、大規模システム開発の経験はかなり重宝されます。

DX推進と実務改善の現場経験

企業はDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める中で、ITシステムの導入だけではなく、その後の運用改善や業務プロセス改革も求めています。SIerやITコンサルタントとして、システム導入後に実際の業務効率や収益性がどのように改善されたかを現場で見届け、問題点をフィードバックしてきた経験は、実効性のある提案をする上でかなり有効です。

SIer・ITコンサルタントから戦略コンサルタントへの転職で取っておくとよい資格

戦略コンサルタントへの転職では、候補者が保有している資格そのものが重視されることはほとんどありません。実際、多くの戦略コンサルティングファームは、資格の有無よりも、これまでの実務経験、論理的思考力、問題解決能力、専門性などが重視されます。

転職を目指す際には、資格取得に固執するのではなく、SIer・ITコンサルタントとして培った具体的な成果や実践的なスキルを棚卸し、ケース面接対策を徹底することが重要です。

ITコンサルタントから戦略コンサルタントへの転職で必要な社格

戦略コンサルティングファームには、NRI、アクセンチュア、IBMなど業界トップクラスの企業出身者が多いという実情があります。しかし、実際の現場では、ベンチャー企業や中小企業出身の方も活躍しており、企業の規模や社格が必ずしも必要というわけではあありません。
大企業での経験は確かにアピール材料になりますが、たとえ中小企業やベンチャーであっても、実績や専門性、そしてケース面接において地頭力が十分に証明されていれば、戦略コンサルティングの現場で評価される可能性は十分にあります。

SIer出身者が戦略コンサルで活躍できる理由

SIerでの経験が戦略コンサルでの活躍につながる理由は、主に以下の3つです

現場の知見を活かした 実現可能性を踏まえたIT・DX戦略の提案

戦略コンサルタントは、経営戦略を考える上で実行フェーズ部分での実現性を把握しながら施策を練り上げる必要があります。SIerとして数々のシステム開発に携わってきた経験があれば、具体的なテクノロジーの導入可否や、導入コスト・期間・リスクなどを現実的な視点で捉え、より精度の高く納得感のある提案ができます。

プロジェクトマネジメントとコミュニケーション力

戦略コンサルでも、提案をまとめるために短期間で大量の情報を収集し、多くのステークホルダーと交渉・調整しながら最適解を導き出すことが求められます。SIerやITコンサル時代に培った大規模プロジェクトの進行管理能力やベンダー・クライアントとの折衝力は、そのまま戦略コンサルでも通用する強力なスキルです。
また、技術系のメンバーやエンジニアとも円滑にコミュニケーションできる点は、DX推進案件において大きなアドバンテージとなりますし、高く評価されます。

論理的な問題解決力

SIerやITコンサルが行うシステム要件定義のフェーズでは、クライアントの漠然とした要望を具体的な機能要件に落とし込む必要があります。この過程では、現状の業務フローを詳細に分析し、本質的な課題を特定し、それを解決するための最適なシステム設計を提案するという、論理的な思考プロセスが不可欠です。
また、システム開発中に発生する様々な技術的問題やトラブルに対して、原因を分析し、制約条件の中で最適な解決策を導き出す経験も、戦略的な課題解決に直接応用できます。

さらに、システム開発では常にスケジュール、コスト、品質のバランスを考慮しながら意思決定を行う必要があります。この能力は戦略コンサルティングにおいても、クライアントの様々な制約の中でベストな解決策を提示する際にかなり有効です。

SIerから戦略コンサルへ転職成功した実例

①大手SIerから外資戦略コンサルティングファームへ転職した事例

私自身SIerを経て戦略コンサルティングファームへ転職をしました。
どれだけシステムの開発・導入自体が成功しても、実際にそのシステムがビジネスの現場で効果的に活用されていないことを感じ、真の課題解決には、システム導入という切り口からではなく、経営戦略から入っていく必要があると考えるようになりました。

SIer時代の経験は様々な場面で活きています。特に、クライアントのDX推進プロジェクトでは、経営戦略とITの両方の視点から、実効性の高い提案ができることが強みとなったと感じています。
私の他にもアクセンチュアやIBM、日立など、大手SIerやITコンサル出身で活躍しているコンサルタントは多く活躍しています。

②SIerで要件定義・プロジェクトマネジメントを経験した後、戦略コンサルへ転職した事例

大手電機メーカーや総合IT企業のSI部門で長年PMを担当し、年間数億円規模のプロジェクトをハンドリングしてきた方が、BCGのデジタル部門に採用された事例があります。
大規模PJをまとめる調整力と技術知識を高く評価され、またコミュニケーション能力やロジカルシンキング力が高く、戦略コンサルタントとしてやっていけると評価されました。

SIer・ITコンサル出身者が内定獲得のためにアピールすべきポイント

内定獲得には、SIer経験を戦略コンサルで評価される形に落とし込むことが重要です。

経営視点でIT・デジタルの提案ができる

SIer・ITコンサル出身者は、システム導入プロジェクトを通じて、クライアントの業務プロセスや経営課題を深く理解することができます。この経験を活かし、経営層の視点からどのようにITやデジタル技術がビジネスモデルを革新し、収益や顧客価値を向上させるかを具体的に提案できる点は大きな強みです。現代のDX時代において、単なるシステム構築ではなく、経営戦略を踏まえた実行可能なデジタル施策を打ち出す能力は、戦略コンサルタントとして非常に求められるスキルと言えます。

プロジェクトマネジメント能力

SIerやITコンサルタントとして、大規模なプロジェクトを統括し、数十から数百人規模のチームを率いてきた経験は、戦略コンサルタントに転職する際の大きなアピールポイントです。実際に戦略コンサルティングファームの仕事でも複数の部署や外部パートナーとの連携、予算やスケジュールの管理等マネジメントスキルが求められます。

技術者との架け橋になれる

戦略コンサルティングは、経営層と現場の技術者双方の意見を踏まえ施策を検討していくケースが多く、両者の視点を理解し、円滑なコミュニケーションを実現する能力が不可欠です。SIer・ITコンサル出身者は、現場での技術的知見や実務経験を持っているため、経営層が描くビジョンと技術部門が抱える課題との間に立ち、両者の意見を統合する架け橋としての役割を果たすことができます。

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